menu
close

なぜあなたは大麻を吸うのですか?
Smoker's Story Project

file #9
あって当たり前のもの

38歳男性 日本在住

大麻に出会ったのは高校生の頃ですね。留年していた先輩がいたんですけど、お互いスケボーをやってて、一緒に滑るようになったんです。それから色んな所で滑って、色んな人と知り合うようになって。どんどんコミュニティが広がっていきました。

みんな先輩ばかりでしたね。その中で大麻が流行ってて、それが吸うきっかけになりました。

大麻は当時から「ダメ絶対」って言われてました。でも海外のスケボーのビデオでは全然大麻吸ってるんですよね。だから悪いものっていう印象はなかったです。

初めて吸った時も別に抵抗なくて、「これがそうなんだ」みたいな。その時はイキってるとか、かっこつけてるって感じでしたけど。

一番最初は何もわかんなかったですよ。先輩は笑ってたけど「え?え?」って感じで、何が面白いのか分からなかったですね。普通にたばこ吸ってるみたいな感じで。こんなもんなのかなって思いながら、効いてるふりして過剰に笑ったりしましたよ(笑)

次に吸った時にはどっぷりきましたね。「何これ何これ?!」みたいな感じで。当時ブラウン管だったんですけど、テレビが面白すぎて、もうテレビの中に入りたくなっちゃって。手合わせて自分が小さくなったようにみせて「先輩僕入ってます!?」なんて言っちゃってました(笑)

当時はスケボーで階段とかせめてましたね。ハンドレールっていうんですけど、手すりを滑ったりとか。

やっぱ恐怖心で緊張するんですよ。その緩和の意味でも大麻は吸ってましたね。笑えるし、テンションも上がるし。みんなでスキル高めあってました。大麻がなかったら恐怖心のほうが勝ってたんじゃないかな。

トリックすると、どこに板が飛んでいくかわからないんですよ。で、スネとかに当たるとすごく痛いじゃないですか。それで辞めていく人が多いんです。まぁ大麻でその痛みが減るわけじゃなかったけど、気が紛れる感じはありました。

スケボーって体に響くじゃないですか。もうね、その感覚が分かるんです。足からすごい感覚が伝わってきて、スケボーと一体になってるみたいな。

ランプってあるじゃないですか。行ったり来たりするやつ。もうあれとかひたすらやってましたね。風のように(笑)重力もすごい感じるし、めっちゃ楽しかったです。

大麻があったからこそ、ここまでスケボーを続けることができたと思います。

当時、僕の地元はあまり治安がよくなかったので、暴走族が勧誘にきたりしてたんですよ。僕のところにもきました。兄が暴走族だったんですけど、兄のチームと対立してるところから勧誘されちゃって。僕は関係ないって切りました。なる人はなってましたけどね。

それで、暴走族にならない組はやることがなくて(笑)そんな時にスケボーに出会いました。サブカルチャーに流れましたね。HIPHOPとかアパレルとかのほうが興味が強かったんです。ギャングスタイルですね。チーマーみたいな感じで。高校の先輩も同じ感じで、それで話があって仲良くなりましたね。

高校卒業してからも地元で過ごしてたんですけど、ある時暴走族に誘ってきた先輩に会って、家に呼ばれたんですよ。久しぶりだしって感じで行ったんですけど、その先輩あぐらかいて、自分の上に子供乗せて大麻吸ってたんです。

すごいダサいなって思いました。子供の近くで吸ってるなんてありえないって。「これ知ってるか」って変な感じで聞いてきて、知ってるとは答えたけど、別にいいですってなりましたね。

そしたら今度は炙りでしたけど、覚醒剤とかも出てきて。暴走族の人たちは当時シンナーとかもやってたんですよね。もし付き合ってたら、俺もこういう薬物中毒みたいな感じになってたのかなって思いました。

自分の周りは大麻=薬物ではなかったんで。ニュアンスが違うんですよね。当時それをすごく伝えたかったんですよ。でもスマホとかなかったし、どう伝えていいかわからなかったです。

そんな時に出会ったのが、海外で日本の合法化活動を応援している日本のYouTuberですね。顔出して、大麻は悪くないって発信してる人たちと知り合ったんです。

海外で医療大麻を使っている人たちをインタビューした動画とか見させてもらって。おかげで周りの人たちに、「大麻はドラッグじゃないって分かるからこの動画見てみてよ」とか言って、大麻のことを伝えやすくなりましたね。

あるYouTuberがコミュニティを作った時、色々手伝わせてもらったんですが、そこには同じような志を持った仲間が数十名集まって。有識者の方もいて、色んなことを教えてもらってました。

それからは表立ってる人をサポートする側に回ろうって思いましたね。
今はまた別の活動家のサポートをしています。アパレル作ったりして。すごい頑張ってる方なので、力になれればと思ってます。

なぜ大麻を吸うのか。もう知ってしまったし、あって当たり前のものだからですね。依存って言われたらそうなのかもしれないですけど。あればよりポテンシャルも上がるし、自分らしくいられるんですよね。色んな人と繋がれたコミュニケーションツールでもあるし、僕を救ってくれたものですよ。

普通の薬物じゃないし、知れば知るほど良いものですよね。アンチの人は何が嫌いなのか分からないですけど、騙されたと思って一度試して欲しいなって思います。

またたばこ増税されるじゃないですか。そこで税金徴収するくらいなら、大麻解禁して税金を集めたほうがいいと思います。
たばこは体を悪くするけど、大麻は違うじゃないですか。メンタルにもいいし、体にもいいですし。経済効果もありますよね。

海外は、一人何株まで育てていいとか規定があるじゃないですか。日本でも合法化されてそういう風になれば、自分で育てて楽しみたいです。

みんなに普及してる状態が理想ですね。隣の人が何か新しいの吸ってたら、「いいですね!交換しましょうよ!」みたいな。そういうのが当たり前になると嬉しいです。

(担当: 廣橋大)

※本プロジェクトは、以下の企業から支援を受け運営されています

あなたの物語を聞かせて下さい。

→ click here

Who We Are

私たちと一緒に「インタビューしていただける方」も募集しています。

→ click here

協賛企業・団体

当プロジェクトは以下の企業・団体の支援により運営されています。

日本では「大麻取締法」により、大麻取扱者(都道府県知事によって研究および栽培の免許を受けた者)以外の大麻の所持、栽培、譲り受け、譲り渡し、研究は禁止されています。

当サイトは経験談を通して、大麻への理解を深めることを目的としており、大麻の使用を推奨したり、犯罪を扇動するものではありません。