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なぜあなたは大麻を吸うのですか?
Smoker's Story Project

file #7
自分を大切にできるんです

24歳女性 日本在住

子供のころから人前に立つのが好きで、高校3年生の春に芸能界に足を踏み入れました。

地元が田舎だったので、放課後や週末に都心まで出て仕事をして、満員電車に揺られながら深夜帰路に着く。そんな生活をしてましたね。

高校卒業後は、本格的に芸能活動に打ち込むために上京しました。上京先に選んだのは歌舞伎町でした。

田舎者で都会に憧れてたので、歌舞伎町という街の魅力に惹き込まれるのに、そう時間はかからなかったですね。歌舞伎町には、地元で居場所を無くした人がたくさんいたんですよ。で、私もその一人。

芸能界に身を置いてから、プライベートのない生活に、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいたのかもしれないです。
歌舞伎町では無名の誰かになれた気がして、とても気が楽で居心地がよかったんですよね。

歌舞伎町でできた友達はお金や男、酒や薬に溺れている人ばかりで、あっという間に平衡感覚を失いました。住み始めて半年が経った頃には、アルコール依存症になってましたね。

事務所の人とうまくいかないことがあれば、お酒で忘れようとして、吐くまで飲みました。次の日の早朝から仕事が入っていても、寝ずに飲み明かしてましたね。お酒が原因で遅刻したこととか、数え切れないほどありますよ。

そうしているうちに心は壊れていって、人間関係がうまくいかなくなっていきました。気づけば事務所を辞めて、歌舞伎町から離れていました。
地元に帰ってきてからもお酒はやめられませんでしたね。

その後ですね、私が初めて大麻を吸ったのは。3年前です。大麻には関心はなかったけど、知識はありました。使用罪はないけど、所持は罪になるってこととか。

その時オンラインゲームをやってて。毎日同じ友達と4人グループでゲームをしてました。私以外の3人、みんな大麻経験者だったんですよね。

はじめはそういうの関係なく普通に仲良かったです。けどある日そういう会話になって。「大麻ってどう思う?」って聞かれたから、使用罪はないけど所持は罪になる変な法律だよねって話したら、「おー、よく知ってるじゃん」ってなって。

メンバーの1人が結構近くに住んでて、「吸ってみる?」って誘われたんですよね。で、吸ってみよっかなって。

当日までに色々調べました。どんな感じなのかとか、どんなリスクがあるのかとか。
国の教育しか信じてこなかったから、頭がバカになると思ってたし、一度吸ったらもうやめられないみたいに思ってました。

けど調べれば調べるほど、そんな大したことないみたいな感じで書いてあったんですよね。なので吸うことに決めました。

初めての時はあまり効果が分からなかったですね。ネタ自体がそんなよくなかったのかな。
お酒で酔った感覚は分かるけど、ブリッた感覚は分からなくて、区別がつかなかったんですよね(笑)

その時もお酒は1人でも飲んでたし、アル中でした。でも初めて大麻を吸った時、お酒がおいしくないって思ったんですよね。それは本当すごい発見で、そのときは全くお酒飲めなかったです。あんだけ必要としてたのに。

しかもその夜超ぐっすり眠れたんですよ。本当眠くって。普段はお酒飲まないと寝れなかったんです。だから、お酒飲まないでも寝れるんだって、自分にすごいびっくりしちゃいました。あんなに不眠症で悩んでたのに。

今思うとあん時は全然ブリってなかったけど、全然眠るには苦じゃなかったです。気づいたら寝てたみたいな。吸う量とか関係なく、身体がカンナビノイドで満たされたんだなって思います。

それからすごい勉強するようになりました。なんであの時眠れたのか、なんで違法で、厳罰なのか。色々考えた結果、騙されてたんだ、みたいな。前はただ国が大麻のことをおろそかにしてたとか、眼中になかったとかそういう風に思ってたんですけどね。

大麻吸う以前とは考え方が変わりましたね。1つの考え方でしか見れなかったことが、180度違った角度で見れるようになりました。そういった固定観念を壊してくれるのが大麻だなって思います。本当すごいですよ。

前は寝れないことに対して焦燥感を感じて、早く寝なきゃってなってたんですよね。でも今は、明日早い時間に起きてられるから自分の時間が増えるとか、朝日が浴びれるとか、瞑想時間ができたじゃん、とか。そうやって、何事もプラス思考に考えられるようになりました。

なので寝れないことを不幸と嘆くのは、もうやめましたね。お酒に溺れるのも。まぁ飲みはしちゃいますけどね(笑)

あとは、大麻を吸って人に優しくなれました。
以前も人に優しくしてたつもりだったけど、それは本当の優しさじゃなかったなって。「やってあげてた」みたいな感覚で、知らず知らずのうちに見返りを求めてました。

大麻を吸ってからは、自分がしてもらったら嬉しいことをやるようにしようって思ったんですよね。家族によく言われるようになりましたよ、「本当優しくなったね」って。

家族は大麻吸ったこと知ってます。普通家族って吸ってるって知ったら「やめて!」って思うじゃないですか。でもすごい認めてくれてますよ。だから家族には包み隠さず話せてますね。大麻を合法化するために活動してるってことも。

まぁ理解されてないことも多いけど、話せること自体は嬉しいかなって。愛されてるとか、恵まれてるなって思ってます。

自分よがりの考えだったら応援されないじゃないですか。大麻のおかげで変わったというか、成長したっていうか。家族が応援してくれるのは、吸って変わった自分を認めてもらえたからだなって思います。

なので私は生き証人だなって思ってます。みんなきっと大麻を吸うと人格が変わるとか、人生狂うとか思ってるじゃないですか。でもそうじゃないんだって。むしろ色んなことに気づけるって。

大麻が何か変わるきっかけを与えてくれる存在なら、それはとてもいいものじゃないかって思います。変わる変わらないはその人自身によるけど、大麻はその背中を押してくれる存在です。

なぜ大麻を吸うのか。「自分を大事にしたいから」かな。お酒は身体を壊すし、逃げる道具に使ってたなって。でも大麻は吸うことで、すごい自分に向き合うことができたんですよね。

もちろん楽しいから吸うし、音楽に浸りたいから吸うし。色んな理由はあるけれど、結局それって、自分の時間を大事にしたいからなんですよね。

今まで自分のために時間をとるってことができなかったんですよ。でも大麻を吸うと、「今日は音楽に浸れる時間ができるぞー」とか、自分の時間がすごい楽しみになったんです。自分を癒すための時間というか。それを楽しみに色々頑張れるようになりました。

そういう時間をとれるようになったから、変われたのかな。自己中心的とかそういう意味じゃなくて、自分の気持ちが大切だなって思えるようになりました。

今って自分をないがしろにしてる人が多い時代じゃないですか。そういう人にこそ吸って欲しいなって思います。

大麻は、自分を映し出す鏡だなって思います。その時のメンタルで悪い方に進む時もあるし、逆にプラス思考のときは、プラスにしか目がいかないですよ。なんか自信がすごい溢れてくるみたいな。

シラフで過ごしてるときは、その鏡が曇ってる感覚ですね。自分がよく見えないんですよ。何が大切なのかも見失っちゃうような。

大麻を吸うと、その鏡を磨こうと思えば磨けるし、くすんでいく時はくすんでいく。ただ大麻はあるだけだから、その人その人自身なんですよね。だから悪い人は悪く使ったり、詐欺もするし。大麻は使いようですよね。

そう考えると、合法化もなかなか難しい部分はありますよね。教育とかモラルとか。大麻に限らず、犯罪を犯す人は犯すとは思いますけど。

大麻吸ってる時に悪いことできる人って本当に素なんだなって思います。
吸うと人を傷つけるとか、そういう方向に全く目がいかなくなりますよ。大麻って本当にすごいと思います。

だから大麻で人はいくらでも変われるし、世界は優しくなれると本気で信じています。

(担当: 廣橋大)

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