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日常の1コマであり、女性の悩みに効果抜群でした
20代女性 日本在住公開日:2021年9月7日
初めて吸ったのは13歳の時。その頃はまだ悪いことが楽しくて仕方なく、よくシンナーで遊んでました。いきがってシンナー吸ってましたが、実はそのあとに残る頭痛がしんどかったのをよく覚えています。
歳をごまかして出入りしていたクラブで、たまたま知ってる先輩たちに遭遇して話してたんです。そしたら1人がジョイントを出してきて、それが何なのかも知らずに吸いました。
少ししてから音の違いに気づき始めました。よく流れてるレゲエのドラムの音がいつもより鮮明に聞こえたり、ライターの火が綺麗に見えてきたり。人と話せばなんだか笑いのツボが浅かったりして、とにかく感動でした。
後日その先輩と話して、初めてあれが大麻だったと知りました。買い方も何もわからなかったので、先輩のを少し分けてもらい、空き缶での吸い方を教えてもらいました。
いつもシンナーで一緒に遊んでる友達に「シンナーみたいに抜ける時に頭痛がしないし、黒い糸が飛んで見えたりもしない。口も臭くならないし、歩けなくならない!」と話して、2人で学校の裏の海で吸い、そのピースさにどハマりしました。
それからは2人とも全然シンナーで遊ばなくなり、めでたくストーナーデビューとなりました。
大麻を吸ってからはよかったことだらけです。好きな曲がさらに好きになったりとか。音色がより深く聴こえたりするんですよね。自然で吸うと、川とか波の音もすごくきれいに聞こえます。本当、生まれたことに感謝しますよ!
あとは以前よりも、物事を考える時に寛大・ポジティブになれている気がします。
それまでは何かあると、つい寝る前に考え込んで寝れなくなったり、考えすぎてそれに関連した夢を見てしまうこともあったのですが、しっかりと深く冷静に考えて、いい方向に導けるようになったと自覚しています。
これは歳を重ねたことも要因なのかもしれないのですが、今でもシラフの時と吸ってる時では、考え方に大きな違いがあると感じています。
あ、そうだ!これは世界中の女性に知ってもらいたいことなんですが・・
実は私、中学2年生の時に『子宮内膜症・PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)』と診断されたんですよ。
PMS・PMDDは月経前に出る精神症状が主なもので、イライラ・不安・情緒不安定などもう最悪です。
当時の私といえばいわゆる「ヤンチャ」だったのですが、親がゆるいこともあり、家族とはずっと仲がよかったんです。家では反抗期もなくて。
でも月経中だけは、親にも兄弟にもイライラして当たり散らすことがよくありました。「どう考えても相手は悪くない」という自覚もあり、当たり散らしたり酷い事を言ったあとには必ず自己嫌悪に陥り、涙が止まらなくなったり、死にたいとまで思うこともありました。
また頭痛・腹痛もひどかったので痛み止めを服用していたのですが、あれって効果が切れた時に一気に痛みが来るんですよね。そうすると夜中に急激に痛んで目覚めちゃって、よく眠れなくなってました。
これらの治療には低容量ピルが処方されました。出血量は抑えられるものの精神症状は全然なくならないし、痛くて眠れないのも改善しませんでしたね。ピルの副作用で不正出血することもよくありました。
ある時家族に当たるのがもう嫌で情緒不安定になって、お昼頃からベランダに出て、ほぼ1日過ごすことがあったんです。まぁベランダなんて暇じゃないですか。だから音楽を聴こうと思って、ジョイントとi Podを準備したんです。
吸って少しするとやっぱり音楽が心地よくて。花壇に咲いてるお花綺麗だな〜とか、太陽あったかいな〜なんて、なんだか何気ないことがすごくありがたく思えてきたんです。どんどん穏やかになって、気づいたらいつもの精神症状がなくなっていったんですよね。
そしたらそのまま爆睡してしまい、寒くて起きるともうすっかり夜中になってました(笑)いつもは痛み止めの効果が切れると痛みで起きるのに、10時間以上眠り続けたことにびっくりして、思わず「これだ!」ってなりました。
それからは月経の度に、必ず大麻を吸うようになりました。その日からこれまで、本当に一度も精神症状に悩むこともなければ、痛みで夜中に起きることもありません。
私は大麻肯定派でも「どんな病気にも効く万能薬」だとは思ってません。実際、月経中は吸うことで腹痛が完全になくなるわけではなく、睡魔が腹痛に負けなくなるから快眠なのだと思ってます。
ただ、PMS・PMDDの精神症状で悩む女性には一度だけでも、日本でも合法のCBDだけでも試してみて欲しいです。
こんなに楽になれるならもっと早く知りたかった、今までの薬や漢方はなんだったのだろうと実感してもらえると思います。
今は世間で言うお酒と同じような感覚で大麻を楽しんでます。全然特別なことではなく、ちょっとしたご褒美ですね。
例えばお酒だと、よく仕事終わりに一杯飲むとか、仲間と集まって楽しく飲み会するとか、なんだか1人で飲みたい夜もあるなんて話を聞きますよね。私にとって大麻は本当にその感覚なんです。友達や彼と一緒に吸って、ゲラゲラ笑いながら楽しんだり、寝る前に一服して明日も頑張ろう!みたいな。何のためでもなく日常の一コマです。
私はお酒もよく飲むのですが、気分や翌日の体調などを考えても、大麻のが断然いいと実感しています。
肯定派でない人たちには、経験のない語りはただの憶測だと言うことを知ってもらえたら嬉しいです。食わず嫌いは損っていうか…実際私も初めて吸った時、あれが大麻だと知っていたら吸わなかったです。それまでは幻覚を見るし、辞められなくなるなんて信じていたので。
反対派で絶対生涯吸わないと思ってる人には無理にとは言いませんが、それ以外の方にはよかったら一度合法国にでも行って体験してみてもらいたいですね。体験してみるだけで、肯定派の言ってる意味をよくわかってもらえると思います。
(担当: 廣橋大)
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