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なぜあなたは大麻を吸うのですか?
Smoker's Story Project

file #58
日本が嫌になったらタイに来て下さい

20代男性 タイ在住
公開日:2022年8月18日

音声で聴く:

Reading by Dai Hirohashi


生まれも育ちも葛飾で、22歳まで住んでました。小さい頃から音楽が好きで小学校でピアノを習い始め、ピアノオーディションに出てました。高校からはバンドを組んでギターをやっていました。世代的にBUMP OF CHICKENとかを通って、L’Arc-en-CielやSiMが好きでした。大学で一緒にバンドをやっていた友達は音楽が仕事になっています。でも自分は音楽で食べて行こうというほどの熱意はなかったですね。人前で演奏するよりも家で一人で弾いてた方が楽しかったですし。

大学4年のときに一年間休学したんです。このまま就活してもいいところには就職できないなと思って。お金がなかったので半年は都内のベンチャー企業で時給1000円でバイトして、貯めたお金を持ってカナダにワーホリで行きました。

ちゃんと大麻を吸ったのはカナダでした。最初は語学学校に通っていたのだけれど、毎日遅刻して2週間でクビになりました。それで暇になって他にやりたいことを考えたとき、頭に浮かんだのが大麻かなと。元々、カナダを選んだ理由の一つだったんですよね。

2016年当時は医療大麻だけ合法だったので、メディカルのディスペンサリーで面接して、”眠れない”って訴えたんですけれど、“いつも何時間寝てるの?“って質問に真面目に“6時間“って答えたら、“お帰りください“と(笑)翌日に出直して、別のスタッフに“2時間“と答えて患者カードを入手し、ディスペンサリーに入店できるようになりました。

最初はスーパーレモンヘイズを1g買って、日本人の友達3人で公園で吸って見事にバッドに入りました。そのときの友達はそれっきり大麻に関心を無くしてしまって、そのあとハマったのは僕だけですね。悪いことしたかな。

自分はなんでかはわからないけれど、大麻にすごい興味があったんですよね。特に音楽が良く聴こえるというのを体験したかった。二回目にはコツを掴んでいい体験ができるようになりました。

ホームステイだったのですが、毎日Weedを自分の部屋で吸ってましたね。ホームステイ先に年齢の近い子供がいて、3兄弟のところに4人目の弟として入れてもらった感じです。人の出入りも激しい家で、そこで暮らしているだけで学校に行くよりも英語の勉強になったかなと思います。

大麻を吸うことに関しては、当時はまだ医療用だけだったので、人によっては懐疑的な目でみられたこともありましたね。お前の使い方は嗜好目的じゃないのか?とか言われたことも時には。

半年間の滞在後に日本に戻ってきたけれど、カナダの生活でリクルートスーツみたいなのが本当にダメになっちゃって、うつっぽくなっちゃったんですよね。特に行きたい会社もないし。数ヶ月後に、結局やるしかないなと覚悟して就職活動をはじめて、東証一部のメーカーに就職しました。

会社では営業をやっていました。カナダにも支店があったので、駐在で戻りたいなと思っていたのだけれど、派遣されるまでには時間がかかるということで、難しかったです。結局、上司の性格やパズルみたいな仕事も性にあわずに3年で休職しました。

半年間は傷病手当をもらってこっそり遊んでいましたね。そのとき躁転というのを経験してホストクラブやゲイバーに体験入店したりしていました。そういう仕事をしている間に、お酒を飲みすぎたせいじゃないかと思うのですけれど、再びうつっぽくなって結局、去年の夏(7月)に解雇になりました。

しばらくは実家で失業保険がもらえていたのだけれど、いよいよどうしようもなくなったのが今年の4月です。そこでタイの合法化のニュースをみたんですよ。直感的にこれしかないなと思ってタイにいくことにしたんです。日本でひとり暮らしするよりは費用も安いかなという算段もありました。

タイではホテルやドミトリーで暮らしています。バンコク、パタヤ、チェンマイあたりを転々と。ある程度定住していると、ネットにも書かれていないローカルしか知らない情報を色々と手に入れることができるようになって。そんなときに日本から友達がきて、数日しかいないタイトなスケジュールだったんですけれど、いろいろなものを手に入れられる場所とか効率的に案内してあげたら感謝されて、それをきっかけに日本人のアテンドを始めました。一週間程度のパッケージングツアーを提供しています。この前、Youtuberの方のアテンドをして動画が公開されてから問い合わせが増えました。

他にもビザ問題とか移住関係のコンサルティングと、大麻の卸売みたいなことをやっています。毎日色んなディスペンサリーに顔を出すうちにスタッフの人たちと仲良くなるので、そこで知人が育てている大麻の卸売の契約を取ったりとかしています。

タイでは2022年の6月9日に正式に合法になったんです。それ以降は一気にディスペンサリーが増えましたね。現在はライセンス制度が導入される前の混乱状態で全く法律がないんです。3ヶ月後にはライセンス制度が始まるみたいですね。おそらく、ライセンスはタイ人にしか降りないと思うんですよね。だから現地人のビジネスパートナーを見つける必要がありますね。タイ人には簡単に出るみたいです。

今後はバンコクでディスペンサリーを出店する予定がありますし、パタヤで大麻リゾートをやりたいなと思っています。ライセンスがないと違法ということになるのですが、捕まってもこれまでのように刑務所に入れられることはなくて罰金刑で済むのは助かります。

タイでは毎日吸ってます。基本的には朝、昼、晩と。朝はサティバ系で夜はCBD優位の品種を。爆睡できますよ。一日の消費量は大体1gくらいですかね。

金額はピンキリなんですが、1gあたり500バーツ=2000円くらいです。CBD品種だともっと安くて200バーツくらいかな。合法化の当初は高い傾向があると思います。あと1〜2年で落ち着くのではないかと。現在はUSからの違法な輸入品の方が逆に安いんですよね。国内産の正規のものだと1gで1000バーツくらいすることもあります。それでも売れますよ。主に買ってるのは観光客なので。外国人による外国人のための外国人のビジネスって感じです。

現地の人はタイスティックと呼ばれる干からびたよもぎみたいなのを吸っていると思います。こちらは1gで50バーツくらいかな。もっと安いかも。全然効かないですね。地元の人にとってはそちらのほうが馴染みがあると思います。

品種として思い出深いのはスーパーレモンヘイズですかね。サティバの代名詞的な。もともとの発端が内向的なのを直したいというところがあったので。元気がでますよね。

自分は躁うつなんですが、処方薬を飲むくらいなら大麻とキノコの方がいいと思います。うつを緩和するなら多幸感のあるものは一時的にはケアされますね。マインドをリセットするには寝るか、運動するか、大麻吸うかって感じです。ムードチェンジャーとしての活用ですね。シラフだとベットから起きられないときもサティバで起きられます。日本にいたときはうつの治療として使っている実感はあったけれど、環境が変わるとそもそもうつにならないんです。タイに来る前から調子がいいけれど、日本に帰れと言われたらうつになると思う。

逆に大麻を吸うことでうつっぽくなることもありますね。タイ行きを決める前の数ヶ月はどれだけ吸ってもハッピーにならず、ネガティブが増大していた時期でした。それでも毎日、100日くらい吸ってました。僕みたいに100日連続でバッドに入ると精神が変になるかもしれないですね。それでもLSDのバッドトリップと比べると大したことないと思うけれど。

日本にいる時は顔を出して大麻の発信をすることに抵抗があったけれど、今はタイだからいいかなとおもって。FBに大麻のことを投稿してみたんですけれど、日本の友達の誰からもいいねつかなかったのがショックでした。

今のところの目標として、ひろゆきの配信の大麻吸ってる版みたいなことをやって投げ銭で生活できるようになればいいなと思っています。

日本でしっくりこない人にはタイに来ることを勧めますね。生活コストを抑えたい人、仕事やめたい人、大麻吸いたい人。3ヶ月目以降はビザと仕事を見つける必要があるんですが、やる気があれば誰でもできますよ。日本食のレストランやコールセンターの現地採用があるので。最低賃金も20万円くらいもらえる。日本の手取りで30万円くらいの生活実感ですね。ただ朝9時に朝礼があって、日本みたいな文化なので僕はそういうところで働くのは嫌ですけれど。

みなさんももし日本でパクられて、もうやだってなったらタイに来てください。

(担当: 正高佑志)

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